我が家の被災記録その2。

みゆきんぐ

2011年03月20日 15:14

◆被災2日目◆

こんなに夜明けが待ち遠しかったことはないです。

自分達は無事なのに電話がかからない・・・
携帯電話のバッテリーはどんどん切れていくし。
これからどうなるんだろう?という不安感。

日の出の瞬間心の中で拍手しました。

明るくなってから避難所を出てみんなで実家に戻りました。

築100年以上の古い家です。
まわりの家は瓦が落ちたりしているところがほとんどでしたが、
うちの実家は何ともなってなくて、びっくりしました。
何カ所かガラスにひびが入ったりしてましたけど、それだけ。

庭を囲っている塀は歪んでました。


家は無事でしたが、停電状態では極寒の我が実家。
津波の水は引いていたので、私のマンションでみんなで
避難生活をすることにしました。

マンションに戻るといろいろなものが散乱しており、
それらをまず片付けることから始めました。

三世帯分の食料を我が家に集めましたが、
今後どれだけ続くか検討もつかない停電&断水の中、
家族9人が暮らしていくには全然ものが足りなかった。

ろうそく一本の灯りで…夜ご飯はあるもので腹を満たしました。
子供達がハッピーバースデーだ♪と言って、
楽しそうに吹き消そうとするので、やめさせるのが大変でした(笑)

特にムネ吉はみんなが集まってることが嬉しいのか…テンションが高くて。
歌ったり、踊ったり…意外と楽しい夜を過ごしました。

今、考えれば、テレビがつかず…ラジオのみの生活だったため、
各地の惨状を見ていなかったから、そんな風に過ごせたのかも。

泥まみれでしたが、近所の人も私たちもみんな元気でしたから。


電気がつかない真っ暗な部屋で余震が続く中、
なかなか眠れないかな…子供達も夜泣きとかするかな…と
思いましたが、みんな疲れていたので、ぐっすり眠りました。
大人は余震で起きたりしましたが…。

以上が2日目です。


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